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自然発見 高尾山国有林巡視日誌(164)
林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、
高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌

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  ●令和2年12月6日(土曜日) 天候:晴
 ザリ窪の登山道にヤマアカガエルがいた。最近の暖かい日に騙されて地中から出て来たのか、それともまだ冬眠していないのか。この日は少し寒かったので、ヤマアカガエルは動くことが出来ない。保護色なのでハイカーに踏まれてしまうかも知れない。とにかく木の枝を使い、道脇まで移動させた。後は本人次第。どうするのかなぁ。
  ●令和2年12月6日(土曜日) 天候:晴
 景信山の下り。センボンヤリの綿毛がまだ残っていた。センボンヤリは春と秋、2回花期がある。春は紫色(高尾山域では、ほとんどが白)の花を咲かせ「ムラサキタンポポ」と呼ばれている。秋は長く伸びた蕾。ただ花は咲かせず自家受粉で種を作る。大きな綿毛が晩秋を感じさせる。



  ●令和2年12月20日(日曜日) 天候:晴
 八王子城山は落城伝説と急峻な地形の為、薪炭林としての雑木林が造られず、本来の植生である常緑照葉樹林が残っている。特にヤブツバキが多い。山頂への道の途中に「柵門台」と呼ばれている場所がある。入山する人間をここでチェックしていたのだろう。ハイカーにとっても休憩するのに良い場所でベンチが設置されている。ベンチに座り、水を飲みながら上を見たら、咲き初めのヤブツバキの花が咲いていた。
  ●令和2年12月20日(日曜日) 天候:晴
 年末の高尾山域の風物詩、キジヨランの綿毛、テイカカズラの綿毛の浮遊が今年は少ない。特にテイカカズラの綿毛は、もっと飛んでも良い筈なのに・・・。この日、北高尾山稜の富士見台手前の切り株で今年初めて出会った。確認出来て良かった。






 
  ●令和2年12月20日(日曜日) 天候:晴
 11:33 北高尾山稜の富士見台、到着。この時期としては珍しいほど雪が少ない。一面真っ白になる時もあるのだが、すぐに消えてしまう。暖冬なのかな。
  ●令和2年12月27日(日曜日) 天候:晴
 林道脇にカケスが死んでいた。カケスの羽は美しい。野鳥の羽マニアなら完全標本が作れる。でも、ちょっと待って!死因が分からない。猛禽類に襲われた気配は無い。もしかしたら「鳥インフルエンザ」?。西から脅威が迫っている。千葉県でも感染が確認された。北からの渡り鳥からの感染も否定出来ない。美しい羽でも接触しないように。



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