"

自然発見 高尾山国有林巡視日誌(162)
林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、
高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌

★ 写真をクリックすると大きい写真が見られます。 

 
  ●令和2年10月3日(土曜日) 天候:晴のち曇
 堂所山から景信山に掛けて、秋になるとヒキオコシの花が目立つ。 個体数も多く、花もシソ科の特徴ある面白い花なのだが、小さすぎて私のコンパクトデジカメではなかなかピントが合わない。 この日は何とか一枚だけピントが合った。 この植物、薬草で乾燥させたものを「延命草」と言い健胃剤として利用されているという。 葉を噛めば苦いらしいが何故か試したことが無い。
  ●令和2年10月3日(土曜日) 天候:晴のち曇
 ツリバナの実が割れ、種が姿を現していた。 この感じが好きで森林管理署への報告にはいつも添付している。 当然このコラムにも何回も登場していると思ったら、一回も載せていなかった。 何故だろう。



  ●令和2年10月11日(日曜日) 天候:雨のち曇
 滝ノ沢林道に向う途中でマタタビの実が生っているのを見つけた。 高尾山域にマタタビはどこにでもあるのだが、ほとんどは虫こぶ状の実で(漢方薬としてはこちらの方が良いのだが)本来の実にはなかなか出会えない。 それがここでは虫こぶの実が見当たらなかった。 これはこれで珍しい。
  ●令和2年10月11日(日曜日) 天候:雨のち曇
 八王子城山の北面に「清龍寺の滝」と呼ばれている二段の滝がある。 普段は水量が無く、幻の滝だ。 清龍寺も調べてみたが八王子市の資料では確認出来なかった。 ただ途中に整地された様な場所が点在し、建物があったと推測される。 ここは八王子城の搦手(からめて)でもあるので、重要な場所だったのだろう。 話を滝に戻すと先日から今朝に掛けて影響した台風14号。 たまたま巡視が八王子城山だったので行ってみた。 増水した沢を三回渡渉し、たどり着いた。 もの凄い水量の瀑布だった。 いつもは行く滝壺にも近寄れない程の迫力だった。

 
  ●令和2年10月18日(日曜日) 天候:晴のち曇
 今年もアサギマダラの北からの渡りの時期になった。 朝から1号路ではアサギマダラが群舞していた。 今週が渡りのピークなのだろう。 その度、観光客、ハイカーへの解説が忙しい。 午後遅くメインルートを外れ、高尾林道から稲荷山コースに上る場所の木にアサギマダラが翅を広げ停まっていた。 花も何も無い場所。一日100q移動すると言われている蝶。 今日はここで宿泊するのだろうか。
  ●令和2年10月21日(水曜日) 天候:晴
 何故こんな場所にツチアケビが・・・。それもかなりの株数。 メイン道路から10mも離れていない場所だ。 今日はFITのイベントの下見。いろいろな情報が飛び交う。 その中のひとつがここだ。 自画自賛をする訳では無いが、やはりFITのメンバーはすごい。



戻る