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「サワガニのお母さん」

  孫と一緒に等々力渓谷へ行きました。 遊歩道に沿った岩陰にサワガニがいました。 オスかメスかと観察するとお腹に卵を抱えていました。 初めて卵を見ました。 卵は大粒で中を観察すると黒いところがあり、幼生が卵の中で成長しているようでした。 皆さん どうぞ ご覧ください。

★ 写真をクリックすると大きい写真が見られます。 

 
サワガニは日本の固有種です。 国内では唯一、一生を淡水だけで過ごすカニです。


 
<参考>
海と川の幸物語」県水産振興センター発 秋田魁新報 2000.6.9付  2000.6.⒗付 より引用

 カニ類の雌雄は、俗に「ふんどし」と呼ばれる腹部(裏返したときに下の方に見える三角形の部分)の形で区別するのが一般的だが、サワガニの場合はそれ以外にも簡単に見分ける方法がある。甲幅が約1.5センチを超える雄は片方のはさみ脚だけが極端に大きいのだ。ほとんどの雄で右のはさみが大きい。
 産み落とされる卵は3ミリ前後と他のカニに比べてかなり大きく少ない。産卵した母ガニは腹に卵を抱いたまま時には1カ月以上も水の外で過ごす。ふ化したばかりの稚ガニは甲幅が5ミリ弱で、水から出すとすぐに死んでしまうほど弱々しく、10日ほどは卵と同様に母ガニの腹に抱かれて過ごす。親から離れた稚ガニは脱皮を繰り返して次第に大きくなるが、甲幅2センチ前後の産卵できる大きさになるまでには4年ほどを要する。
 体が小さい割には比較的長生きで、寿命は10年前後という報告もある。
 2020年9月5日 世田谷区等々力渓谷 にて


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