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自然発見 高尾山国有林巡視日誌(160)
林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、
高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌

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  ●令和2年8月3日(月曜日) 天気:晴
 南高尾山稜の山道にカケスの羽根が落ちていた。 襲われた形跡も無いので、何かの理由で抜け落ちたのだろう。 高尾山域に生息する鳥たちの中で一番美しい羽根の持ち主と断言しても良いだろう。 以前なら持ち帰ったのだが、最近収集癖が無くなった。 でも後から来た誰かが喜んでお土産にしただろう。
  ●令和2年8月22日(土曜日) 天候:曇一時晴
 ある林道の水道施設付近の道に水が浸み出た場所があって、モンキアゲハ、カラスアゲハ等が多数集まり水を吸っていた。  確かにこの暑さ、水を飲んで体温調整をしなければならないのだろう。 ただ他の場所では見られなかった。 もしかしたら水の中にアゲハチョウにとって大切なミネラル精分が含まれているのかも知れない。








  ●令和2年8月22日(土曜日) 天候:曇一時晴
 タムラソウの観察をしていたら、通りがかったハイカーから「一丁平にカノコユリが咲いている」との情報が入った。 早速現場に向かったら咲いていた。 この花は日本では九州、四国に分布する。大きく美しい花なので園芸種としても普及している。 きっと誰かが球根を植えたのだろう。 いくらきれいでも、ここは高尾山。 ある筈のない花を放っておく訳には行かない。 根こそぎ引き抜いて回収した。
  ●令和2年8月30日(日曜日) 天候:晴
 北高尾山稜の富士見台付近。 道脇に直径約80pのモミの枯木が立っていた。 いつ倒れるのか、それとも太すぎるので崩れるのかと、ここ数年注目していた。 それが倒れた。 それも道を完全にふさいで・・・。 最悪のパターンだが、ハイカーたちは余り気にせず乗り越えていく。 障害物競争の感じだな。

 
  ●令和2年8月30日(日曜日) 天候:晴
 八王子城山、山頂にイヌガヤの木がある。ちょうど熟した実がたくさん生っていた。手が届く実を取って口に入れる。果肉が独特の甘み。美味しい、と言っても良いだろう。ただ手が届かない。これは野鳥の権利。サルも来るかも知れない。
  ●令和2年8月30日(日曜日) 天候:晴
 八王子城山のテーブルの上をハラビロカマキリの終齢幼虫が歩いていた。成虫より腹が広い。カメラを向けたら尻を上げ戦闘態勢に入り、そしてカメラに飛び掛かって来た。若者は気が短い。大人になれば、ここまでキレたりしないだろうなぁ。



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