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東京都薬用植物園・梅雨末期   

  コロナと梅雨でなかなか外に出る機会がない。 雨がやんで薄曇りになった7月16日(木)近くの東京都薬用植物園に出かけてみた。 梅雨明けがそろそろ見え始める中途半端な時期だが色々な花が咲いていた。                         ★ 写真をクリックすると大きい写真が見られます。 


 
   クマヤナギ(クロウメモドキ科)
 花は直径2〜3mmと小さいが枝先に大形の複総状花序を作る。 小さい花ながら蜜が豊富なのか色々な虫が集まっていた。
   クマヤナギの葉の虫こぶ
 葉の表につまんだような袋状の虫えいがあった。  (クマヤナギハフクロフシ)形成者はクマヤナギトガリキジラミ。 袋の中には幼虫が1匹ずついるようだ。


 

   ギョリュウ(ギョリュウ科)
 乾燥や塩分を含んだ土地でも育つ。 中国原産。 砂漠のオアシスで見られる。 薄いピンクの花をつける。 針葉樹のように見えるが、落葉広葉樹。
   セイヨウニンジンボク(シソ科)
             旧分類ではクマツヅラ科
 欧州南部原産。 果実からとる精油を欧州では婦人病の治療に使う。 中国のニンジンボクに比べ葉がやや大きく全縁であるなどの特徴がある。


 
   ラシャカキグサ(スイカズラ科)
       旧分類ではマツムシソウ科
 厚地の毛織もの(ラシャ)をけば立たせるのに使用。 欧州の野生種から作られた栽培種。
   オオボウシバナ(ツユクサ科)
 ツユクサの変種。 花弁のしぼり汁が青色染料となり、友禅染や紋染の下絵書きに用いられる。

  

    マオウ(マオウ科)
 トクサに似ているが原始的な顕花植物。 黄色の小さな花も残っていたが写真は果実と思われる。 地上茎にエフェドリンを含み喘息や咳止め薬の原料に。 戦時中特攻隊員の士気を高めるため使用したとも言われる。
   ジャコウアゲハの幼虫
 毒草のウマノスズクサにジャコウアゲハの幼虫がたくさん付いていた。 頭をつつくとオレンジ色の丸い臭角を二つにょきと出した。 他のアゲハの角と比べると可愛い。



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