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自然発見 高尾山国有林巡視日誌(154)
林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、
高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌

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 ●令和1年12月9日(月曜日) 天候:曇
 季節外れのヤマツツジが一輪咲いていた。 しかしこの寒さでは花びらが完全に開ききれなかったのだろう。 細かい皺(しわ)が目立っていた。
 ●令和1年12月9日(月曜日) 天候:曇
 大平林道と高尾林道が接する大平園地にある「森林ふれあい館」に台風19号後、初めて中に入った。 流れ込んだ土砂は除去されていたが、窓ガラスの外を見て驚いた。土砂が1m近く堆積していた。 これでは復旧に時間がかかるだろうな。 ここは当分使えない。 冬場の昼寝場所を探さなければ・・・。



 ●令和1年12月15日(日曜日) 天候:晴
 台風19号による通行止めが続く都道日影林道は被害が大きくて復旧の目処が立たない。特に水道施設手前では、沢と道が逆になっていた。 コンクリート護岸の右が元の沢、左が元の道だ。
 ●令和1年12月15日(日曜日) 天候:晴
 高尾山と小仏城山を結ぶメインルートの中間にある「一丁平園地」。トイレやベンチもあり休憩や食事に都合が良い。 その一画に植物保護枠がありオオヒナノウスツボ等ちょっと珍しい植物が自生している。 ただ近年誰も手を入れないのでアズマネザサが繁茂し、本来の目的を果たしていない。 ここの管理を誰がしているのかは分からないが、黙って見ている訳にも行かない。そこで(国有林内でもあるので)我々がササ刈りをすることにした。 一遍には無理なので、ここをパトロールで通過した時、少しずつ作業をする。春までに終われば良いのだが・・・。


 
 ●令和1年12月15日(日曜日) 天候:晴
 キジョランの綿毛が飛び始めた。これとテイカカズラの綿毛が空中を漂うと年の瀬を感じる。高尾山の冬の風物詩だ。
 ●令和1年12月22日(日曜日) 天候:曇
 都道木下沢林道を行く。 途中オランダガラシ(クレソン)が群生していた。鮮やかな緑色。 冬枯れの風景の中でこの緑色は貴重だ。 小下沢の泉は本物の石清水なので一年中水温の変化が少ない。 そのため冬でも生き生きとしていられるのかも知れない。 穏やかな気持ちでいられたのはここまで。 第1ゲートを越え、小下沢林道に入ったら、目の前に広がるのは台風19号に破壊つくされた、すさまじい風景だった。



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