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雑草・雑写雑記(8)
〜高級食材作れるのに雑草化 「キクニガナ」〜

      
  我が家からさほど遠くないところにある空き地に、ブルーの花をつけた数十株が茫々と立っている。 花の形からキク科だとはすぐ分かるが、今まで見たことがなく、調べるとキクニガナと判明。 なんと、高級食材「チコリ」は、キクニガナからできるという。 原産地は地中海沿岸。日本には観賞用として入ったがあまり普及しなかったそうだ。 この土地の以前の所有者が物好きで、観賞用に栽培していたのだろうか。
     
 ●成長するほどに枝別れを繰り返し、草丈は1メートルにも及んで、かなり粗野な姿になる。  ●茎の下部から上部に向け花をつけ、次々と咲かせる。花径4センチ前後の淡いブルーの舌状花。花の付いた枝を何本か持ち帰り、花瓶に入れておいたら、3時間後には花の色が抜け白っぽくなっていた。


 
 ●株の根元にはロゼット状に葉を広げるが、形は狭長楕円で波状の鋸歯のものやタンポポの葉のように鋭い鋸歯のものなどが混じる。  ●キクニガナから作られたチコリ。 栽培方法は軟白栽培で、9月頃に根元から3センチくらいのところで上部をカットし、光が当たらないように覆った中に籾ガラを入れておくと1か月ほどでできるそうだ。 撮影のためデパートの食品売り場で購入し、あとで葉を1枚1枚はがして、サラダとして食べたがシャキシャキした食感でさっぱりした味だった。

  「キクニガナ」 (キク科)
(撮影場所:世田谷・上北沢) 



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