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自然発見 高尾山国有林巡視日誌(116)
林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、
高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌


 




  ●平成28年7月3日(日曜日) 天候:晴
 イワタバコの花を見るために6号路を選んだ。現場に着くと、まだ蕾だった。ただ、たった一株だけ、それも撮影可能の場所で咲いていた。歩く回数は減ったが、良い感じで花に出会えている。最近の高尾山での運の良さ、まだ続いているようだ。
  ●平成28年7月3日(日曜日) 天候:晴
 ヒメコウゾの実が熟してきた。一粒口にしてみると、甘いが少しザラついて種が硬い。葉は似ているが、やはりクワのようにはいかない。甘い汁を吸って、ペッと種を吐き出した。


 

  ●平成28年7月16日(土曜日) 天候:曇
 大垂水歩道(学習の歩道)の下草が目立ってきた。歩きにくいが、まだ歩くことは出来る。ただ数ヶ所、木の枝が垂れ下がっていて通行に支障があったので剪定処理した。下草のススキも何とかしたいのだが、一昨年ススキを刈ったら、「ススキのトンネルの中を歩きたかったのに」と一人のハイカーに言われてしまった。全ての要望に応えるのは本当に難しい。
 ●平成28年7月16日(土曜日) 天候:曇
 タマアジサイが咲き出した。この時期は花の種類が少ない。花の上で「オオヨツスジハナカミキリ」が交尾していた。食事をしながらの交尾。本人たちは幸せ?なのだろうなぁ。


 




 ●平成28年7月17日(日曜日) 天候:曇
 咲く場所も時期も分かっている。それでも写真に撮れない植物がある。「ハクウンラン(白雲蘭)」。その時期に行けなかったり、花が終わりかけていて絵にならなかったり、ある年はまったく姿を現さなかったりする。そしてやっと出会えた。森林保護員11年目にして初めて撮影出来た。写真的には余り面白くないが、取りあえず撮れたからいいか。
  ●平成28年7月17日(日曜日) 天候:曇
 花が終わりかけたオカトラノオに、高尾山では見かけないセセリ蝶 (そんな事ないよ。前からいるよ。と言われたらゴメンナサイなのだが) が蜜を吸いにやって来ていた。セセリ蝶は種類が多い。帰って調べたら「ホソバセセリ」という名前が出てきた。解説では「やや南方系」と書かれていた。




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