2009年度第5
基本を学ぶ<実践・森づくり技術>講座
2009 1219()  鳩ノ巣フィールド

 

  去る1219日、第5回森作り技術講座が鳩ノ巣フィールドで開催されました。12月に入り毎日寒い日が続きましたが、人工林の中は北風もさほど強くはなく、体を動かしていれば寒さもつらくない1日でした。

  今回のテーマは、「枝打ち」で、受講者の参加は9名でした。

  「枝打ち」は高所での一人作業なので、各自が道具の取り扱いを正しく身に着けて、緊張状態でも落ち着いて適切に動作できないと非常に危険です。午前は、森田講師から「枝打ち」の道具と作業についての説明がありました。最初に安全帯の正しい装着の仕方の説明の後、各自安全帯を実際に装着しました。講師の説明を離れて見ていると簡単そうですが、自分の腰に装着するのはかなり苦労をしていました。次に「枝打ち」に使うノコやナタの特徴と取り扱い、枝の付け根をどのように切って枝を落として行くのかの説明を受けました。その後、小島講師と西野講師から、木に登るために使うワンタッチラダーやステップ、ムカデ梯子の説明と「ブリ縄」の実演がありました。昼食の前に梯子類や安全帯の取り扱いに慣れるため、木の低いところで登り降りを繰り返し練習しました。

  午後からは実際に「枝打ち」を行いました。最初は地上または木の低い位置で、ノコで枝を根元できれいに切る実習から始めました。枝をきれいに落とさないと「枝打ち」の効果がなく、逆に腐れが入ったり、節が残ってしまいます。きれいに切れるようになった人から少しずつ高さを上げていきました。低い位置ではうまくできたことが高い位置ではできなくなったり、幹の裏側の枝を切るときにうまくバランスがとれなかったり。朝は道具に振り回されてる状態でしたが、実習の終わりには、全員がずいぶん高い位置で手際よく作業を行えるようになっていました。地上に戻り「枝打ち」をした一帯を見上げると、すっきりとしたスギ、ヒノキが姿がありました。

  講座終了後、鳩ノ巣駅前の「山鳩」にて、懇親会を催しました。5回の講座を通しての振り返りを行い、良かった点や反省点、今後この講座をどのように生かしていくかなど受講者からいろいろな発言がありました。1時間強の短い時間でしたが、一連の講座を修了できた自信が感じられる楽しい時間を持つことができました。

 

講師: 木村、森田、小島()    事務局: 西野、牧田

補講は20101月年23日の予定です。                             (報告:牧田一雄)



枝座を残すか枝座も切るのか、

ノコで枝を切る位置の説明を聞く。

 

ワンタッチラダーやステップの取り付けを実際に

行いながら、木に登る際の注意を受ける。

 


低い位置で安全帯の取り扱いに慣れる。
両手を離してもバランスが取れないと作業はできない。

 


少しずつ高い位置での作業に慣れてきた。

 


いつの間にかこんな高さでも
手際よく作業ができるようになっていた。

 


「枝打ち」が終わった一帯のスギ、ヒノキは
こんなにきれいな姿に変わっていた。

 




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