2009年度第4
基本を学ぶ<実践・森づくり技術>講座
20091017()  鳩ノ巣フィールド

 

去る1017日、第4回森作り技術講座が鳩ノ巣フィールドで開催されました。ヌルデなどの落葉広葉樹の葉の色が変わり始め、秋の深まりを感じながらの1日でした。

 

今回のテーマは、「道作りと柵作り」で、受講者の参加は10名でした。

 

最初に、道作りではロープを使った作業が多いので、先月に引き続き、「締め結び」と「舫結び」を練習しました。その後、道作りの実習を行う現場に移動しましたが、直ぐに作業に入るわけではありません。まずは、道作りの予定の範囲を皆で歩き回って、どのように道を通すのか、道の傾斜や道の作り易さを考慮しながらルートを決めました。

しかし、まだ道作りが始められるわけではありません。道の谷側をしっかりした路肩にするための材が必要です。先月間伐し葉干しをして乾燥させた材を、予定のルートまで移動させ仮置きしました。

この作業で先月作成した手元ロープが大活躍しました。力を合わせて材を移動させて午前の予定は終わりました。

 

昼食後、本格的に道作りの作業に入りました。仮置きした材が道の傾斜に馴染むように、材の位置決めから始まりました。葛篭折の上下の道との接続を確認して、材の長さが合うように切きったり、斜面の凸を削ったりして、道の谷側に材を収めました。歩き易い道幅になるように山側の土を唐鍬で削り、道が水平で段差がないように踏み固めて仕上げました。

 

残った時間で、以前に作った柵を実際に見に行き、柵の目的、機能、作り方などの説明を受けました。

出来立ての道を辿って山を下り、鋸と鉈の手入れを行い、講習は無事終了しました。

 

講師: 木村、小島()、小島()    事務局: 西野、牧田

5(最終回)1219日、「枝打ち」と懇親会の予定です。

                             (報告:牧田一雄)



道作りの予定のエリアを実際に歩いて、

歩き易さなどを確認して道のルートを検討した。

 

路肩をしっかりさせるため、先月間伐した材を
手元ロープを使って移動させた。せーの、よいしょ。

 


材を仮置きして、計画通り道ができることを

確認して後、凸凹をならした。

 


材をならした場所に置いて、しっかりした路肩を作った。

ここでも、手元ロープと締め結びが大活躍。

 


歩き易いように、道幅を確保しながら、

道が平らになるように、山側の土を削った。

 


道具を持って無理なく歩ける道が出来上がった。

皮をむいた材が鮮やかに葛篭折を描いている。

 




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