2009年度第3
基本を学ぶ<実践・森づくり技術>講座
2009 919()  鳩ノ巣フィールド

去る919日、第3回森作り技術講座が鳩ノ巣フィールドで開催されました。小笠原諸島に大型台風が接近し雲行きが心配されましたが、山の作業にはちょうど良い天気でした。

 

今回のテーマは、「間伐とロープワーク」で、受講者の参加は10名でした。

 

午前は薬師堂の前で、材を持ち上げたり、引いたりするために使う手元ロープを作成しました。手元ロープは、9ミリ4メートル3ストランドの麻ロープで、一方の索端はアイスプライスを、他方の索端は絡み止めを作成します。絡み止めはタコ糸を巻いて作るので簡単ですが、アイスプライスは解いた撚りを、順序を間違わないように、しかもきれいに編み込むので、パズルのようで大変です。受講者は講師の周りに集まり、確認しながら作成していました。完成した手元ロープを使用して、山の作業で良く使う締め結びを練習しました。

 

午後は第3フィールドに移動して、間伐の実習を行いました。講師による間伐の実演の中で、ロープの使い方、伐倒の手順や安全のための注意の説明を受けました。その後、班に別れ、実際に間伐の作業を行いました。受け口の向きや大きさ、鋸の水平の維持など、受講者は真剣な表情で取り組んでいました。メインロープを引き、コントロールロープで方向を修正して、隣の木にひっかかりながらも伐倒できたときは、歓声が上がりました。倒した木は葉干しをするため、梢の部分を残して枝を落し、竹べらを使用して樹皮を丁寧に剥がしました。

 

最後に、西川川原で鋸と鉈の手入れを行い、講習は終了しました。

 講師: 木村、小島、森田    事務局: 西野、牧田
 第4回は1017日、「道造りと柵造り」の予定です。

(報告:牧田一雄)



講師の周りに集まり、アイスプライスを注意深く作成する。

この撚りは何処を通せばよいですか?

 


作成したロープを使って、締め結びを方法を練習した。
目を閉じてもできるようにならないと。

 


講師から間伐の手順と注意の説明を受けた。
真剣な眼差しが講師の手元を注目する。

 


ロープを準備し、伐倒方向に合わせて受け口を入れた。
その後、鋸の水平に注意して、追い口を慎重に切り進む。

 


追い口を入れた後、作業者が退避した。
ロープを引き、予定した方向に引き倒す。

 


葉干しをするため、梢を残して枝を落とした。
竹べらと使って樹皮を剥がした。

 




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