〜研修報告〜
野外研修「クモと環境」
200966日(土): あきる野市横沢入里山保全地域

 新井さんの詳しいお話と、この日いた40種余りのクモを通して、水辺の環境を好む種、草むらの葉の上や陰にひそむ種、林や梢の先にいる種、そして人工環境を好む種などの暮らしぶりを知ることができました。

はじめのうち雨だったのも幸いして、網もよく目にとまりました。つぎつぎ現れるクモについて、いままで見えてこなかった「網」の仕組み、ハンターとしての巧妙な技、そして卵のうやコグモを守る姿に目を見張りました。

 講師:新井浩司さん (クモ類研究家、東京蜘蛛談話会、西多摩自然フォーラム所属) 参加:19

                           (報告:高橋まり子)


この日一番の大きさ、イオウイロハシリグモです。

水辺にいます。これは体長20mmくらいで♂の亜成虫。

この細い体はナナフシ?ではなくて

オナガグモという小さめのクモです。

じっとしている時には足も延ばして「松葉」にそっくり。

自分の垂らした糸に来たクモを襲う「クモ喰いクモ」

と聞いてまたびっくり。

 

こちらは水辺の名ハンター、スジブトハシリグモ。

水の上をスイスイ走って獲物にアタックする姿は

ダイナミックです。

午後はみんなの目も慣れて、杉の枝先にある小さなヤリグモの卵のうと寄り添うヤリグモを発見。

ベージュ色の卵のうの形がまさに鋭いやりそのものです。

このクモはほかのクモの網を訪れて主を襲う「クモ喰いクモ」。

相手の様子を見ながら少しずつ迫る、達磨さんが転んだ方式の狩りをします。

新井さんはその一部始終を2時間半かけて観察したそうです。

 

講師を囲んで(ヒバカリの観察)

ヒバカリの幼蛇




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