〜研修報告〜
 草木染め塾 (5)
2009年2月2日(月): 黒川青少年野外活動センター

  2月2日、川崎市の黒川青少年野外活動センターに於いて「草木染塾」が開催されました。
  今回のテーマは「日本の伝統色を染める」。
  まず、日本の四季を彩る色の解説からはじめ、日本人にとっては四季折々の自然の姿が心に沁み、色の名前は自然の姿であったこと。そしてその根底には中国の陰陽五行説が影響していること、など、改めて色の名前に目が開かされました。
  実習では「アカネ」、「クチナシ」、「ヒワダ」と「ヤシャブシ」の4種類の染材を使い行いました。それぞれ煤染剤にはミョウバンと鉄を使用しました。染めるものは、織り模様の入った絹のストール、前回ステンシルをしたエプロン、麻布と、個人の染めたいもののほかに和紙も染めました。
  染液作りの準備。アカネは前日よりぬるま湯に浸し、クチナシはカット、ヒワダは外皮をはぎ中皮を短く刻みました。
  前回、ヒワダの抽出液が薄かったことは、炭酸カリュウム=アルカリを加えず煮出したことと、判明し、今回はうまく染め液が出来上がりました。
  クチナシの美しい黄色、アカネの朝やけ色、ヤシャブシの神秘なグレー。ヒワダの鉄煤染液から出てきた得も言われぬ温かさと優しさを秘めた薄紫の桜色。
  草木染めの感動は植物の命の不思議なのかも知れません。
  昼食をとるのも忘れて鍋の中を見詰めていた1日でした。




講義風景


茜に浸す


染め上がりの風景


和紙を染める


ステンシル作品1

ステンシル作品2



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