大自然塾・鳩の巣の山



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3月上旬 雪害被害直後(横から)

3月上旬 雪害被害直後(上から)

3月上旬 雪害被害直後(対岸から)

4月3日 復旧作業本格化

4月11日

4月24日

防護柵

5月23日
 これは2ヶ月以上にわたった雪害復旧作業の記録です。今年何度か降った重い雪による被害がかなり出ました。とりわけ深刻だったのは3月初旬の被害でした。この様子は3月14日のイベント報告でも伝えました。最大の課題は、根返りして沢に倒れ込んだ樹齢約30年のヒノキ20本ほどの処理でした。放置すれば今後の崩壊の引き金にもなりかねませんが、かといってボランテイアの皆さんとイベントでやるには危険すぎました。幸い技術アップを目指して様々な研修を積んで来た作業グループの若手がこれに取り組んでくれました。土木関係の知識を持つメンバーが方法を考え、牽引機などの道具も使いながらこの2ヶ月間あまり、10回ほどの作業を行い倒れた木で防護柵を作るなど復旧作業を終了しました。土砂がむき出しの現場ですが、空間が空いたことで草の芽生えも見られると言うことです。
10.5.23(日) 雪害復旧終了・2ヶ月間の記録

木が倒れた大きな原因の一つが「ツル」でした。フジなどのツルが手入れをしていない対岸の林からこちらのヒノキの頂上まではい登り何本もの木をつないでいました。そのツルの上に重い雪が積もり、急斜面で弱い土で耐えきれず「お手てつないで」状態で根返りしたものでした。林業にツルは本当に困りものです。

倒木の先端はツルがからまり、チルホール(牽引機)で引いてもなかなか上がってきません。もう1台チルホールを追加し、合計2台で引き上げると何とか上がりました。なかなか壮観でした。少し方法を変更し、作業性、構造性を高めました。(3月28報告)
 柵は、鉛直の杭を打って、3本程度横に積み、その上から水平より少し下向きにかんざし杭(斜めに差し込む杭)を打って、鉛直の杭と番線(はりがね)で結んでいます。表土が薄く、杭は直ぐに岩盤に当たってしまうため、補助のためにかんざし杭を打っています。これでそれなりにしっかりします。

撮影 小島圭二