高尾森林ふれあい推進センター協定イベント・森林インストラクター東京会実施

高尾山 樹木ウォッチング&ハイキング
2019年10月16日(水)
稲荷山コース~高尾山山頂~4号路(つり橋)~ケーブル山頂駅

 実施日の4日前(10/12)に襲来した台風19号は、各地に甚大な被害をもたらす大雨になり、高尾山の様子もどうなっているのか、果たして実施できるものかどうか、とても心配されました。
 しかし、台風一過の朝、まだ京王高尾線もケーブルカーも運休している中、早速に主幹事によって倒木や崩落など危険箇所がないか今回のコースをひと通り歩いてチェックがなされ、その安全が確認されて、予定通りの開催となりました。
 例年ならば秋晴れに恵まれる頃なのに、台風後もすっきりしない天気が続き、残念ながら当日も少し肌寒い曇天でしたが、それでも33名の皆様が楽しみに集ってくださいました。

 今回のテーマは「樹木ウォッチング」。
 1号路、6号路が通行止めになっていた関係で、一般のハイカーもおのずと稲荷山コースに集中するので、迷惑にならないよう道を譲ったり、また所々の泥濘や濡れた木の根に転倒しないよう十分注意しながら、文字通り、樹木ウォッチングをして歩きました。
 サカキとヒサカキ、カヤとイヌガヤ、シラカシとアカガシ、ブナとイヌブナなど、似たような樹木の「樹皮」や「葉」の比較による同定をしたり、樹皮や葉の手触りの違いを感じたり,葉や枝の香りをかいでみたり、高尾山の樹木の豊かさ、南東斜面と北西斜面の違い、またそれぞれの樹木が昔からどのように私たちの生活と密接にかかわって役立てられてきたかなどにも思いを馳せました。
 樹木のみならず、キジョラン、テイカカズラ、カヤの実、またその他の赤い実や黒い実をつけているのは何かなと、実りの季節ならではの森歩きを楽しみました。
 特に、今回のハイキングの記念にと主幹事によって用意されたキジョランのタネには、目の前に見るこの大きな実の中にこんなタネが詰まっているなんて、と皆さんお喜びでした。

 全体の安全を担うアシスタントスタッフによって、きちんとしたタイムキープとサポートが得られたことにも助けられ、予定通りの時間にゴールに到着。
 誰一人怪我することもなく全員無事にゴールに到着できたことは、気を張って一日を過ごしていた私たちスタッフにとって何よりのことでした。
 参加の皆様からも、「山の南東斜面の照葉樹林と北西斜面の落葉広葉樹林の違いがわかった」「樹木の名前や見分け方がわかり楽しかった」「キジョランの実、カヤの実が見られてよかった」などの感想をいただき、秋のハイキングの一日を無事に終えました。

【スタッフ】丸山正(主幹事)、福田正男(副幹事)、瀧浪邦子、小勝真佐枝、小川里花、望月政雄(アシスト・写真)
【参加者数】 33名
【報告者】 小川里花(28年)

* 森林ふれあい推進事業「協定イベント」とは、林野庁関東森林管理局長と協定を締結した団体の主催するイベントのことで、自然豊かな高尾山で楽しく自然とふれあうことを主な目的にしています。 平成30年度の協定団体については森林インストラクター東京会(FIT)をはじめ5団体が登録されています。
  『森林ふれあい推進事業』の年間計画などについては関東森林管理局の該当ページを参照してください。





開会式


稲荷山コース スタート!

 
活動の様子①
 
活動の様子②



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