高尾クラブ主催
秋花が咲き競う「高尾大垂水峠から日影」を歩く
大垂水峠~四分岐点~大平林道~学習の歩道~もみじ台~逆沢作業道~日影林道~日影バス停
2019年9月26日(木曜日)

  曇天であったが少し蒸し暑い日でした。高尾山口駅前広場に31人の参加者が集まり、開会式も広場で行いました。バスで大垂水峠まで移動。
 大垂水峠から5班に分かれました。谷側の斜面のきついところがあり滑落しないように注意しながら草花の観察を始めました。ノブキ、ミズヒキ、アズマヤマアザミやシラヤマギク、シモバシラ、フジカンゾウ、マツカゼソウ、カシワバハグマなどが次々現れ、応接にいとまがないほどでした。それぞれの花の特徴を説明しながら、アザミ類ではアズマヤマアザミ、ノハラアザミ、タイアザミ、野菊類ではシラヤマギク、ユウガギク、シロヨメナなどの違いや見分け方などについても解説しました。

 大平林道では山の北斜面上にウラジロの見事な群落があるのでそこを案内しました。二またに分かれた大きな葉(羽片)が重なるように何段にもなって群生している。ウラジロが縁起物に使われているのはなぜか。新葉がどこから出てくるのか、なぜ子孫繁栄を表すことになるのかなど、葉(羽片)の出方を見て確かめてもらいました。また行く途中ではマルバハギ、ナガバノコウヤボウキ、キンミズヒキ、ゲンノショウコ、ダイコンソウ、オオバショウマ、センボンヤリ、タイアザミなど見ることができました。

 学習の歩道では、ユウガギク、ノハラアザミ、イヌショウマ、シュウブンソウ、ヤブマメ、ツリフネソウ、ミツバフウロ、ツルリンドウ、ノササゲ、キバナアキギリなどが咲いていました。キバナアキギリは訪花昆虫が花にもぐりこむと雄しべの葯がシーソーのように下がり、花粉が虫の背中につく絶妙の仕掛けを持っています。その仕掛けを知ってもらうため、昼食時にはスタッフが用意した同じシソ科のメドーセージの青紫の花を配って実験してもらいました。マルハナバチになったつもりで爪楊枝を花の奥に入れていくと、あら不思議、雄しべが現れ葯が下がってきました。皆さん感嘆していました。
 もみじ台下の逆沢作業道から日影沢林道の出会いまでズンズン下って、日影沢では広い林道を歩きました。レモンエゴマ、ジャコウソウ、ミゾソバ、ハナタデ、キツリフネソウ、ガンクビソウ、オオガンクビソウ、メナモミなどなど見ることができました。

 花はどれも地味な感じの花でしたが、高尾山の静かな山道を歩きながら、咲き競うたくさんの秋の花々に出会えて参加者の皆様は喜ばれていました。

 【スタッフ】(主幹事)小林、藤本、高橋、仲田、藤原、中垣(サポート・報告)
 【参加者数】31名





準備体操


観察風景1


観察風景2

 
観察風景3
 
観察風景4



戻る