高尾森林ふれあい推進センター協定イベント・森林インストラクター東京会実施

新緑の景信山を訪ねて!~若葉の息吹を感ずる爽やかハイク~
2019年6月7日(金)
景信山

 梅雨入りが宣言され、天候が懸念される中での開催となった。
案の定小下沢梅林前広場での準備体操の頃から雨が降り出し、最後まで止むことは無かった。
 しかし、そんな中、多くの参加者の皆さんからは、「最初から雨の中での山歩きは始めての体験でしたが、貴重な経験をすることができ、面白かった」との声を聞き、安堵の胸をなでおろした。

 出発から小下沢林道を景信山への登山口まで約Ⅰ時間、緩い登りの続く林道歩きが続く。
 沢に沿っては小仏層の露岩を見ることができ、大発生が話題の空中を舞うキアシドクガ、甘い芳香を放つスイカズラの花、独特の形状の白い花をつけるオオバアサガラ、特徴ある葉序と果実のコクサギ、ダンサースタイルの花をつけるウリノキ、紫色の実をつけたヤマグワ等々、多くの観察対象に巡り会うことができ、参加者達の興味は尽きなかった。
 登山口前で暫く休憩の後、景信山への急登を開始。雨足が徐々に強くなる中、ザリクボの滝、ケヤキの巨木を見学し、また幾匹ものヒキガエルと巡り会いつつ高度を稼ぎ、最後は山腹を巻いて稜線に出た。
 程なくして小仏からの登山道を合わせて小休止、そこで配られた「あんパン」に参加者からは「嬉しい」の声があがった。

 その後約30分を要し、景信山山頂には予定時間の13時より10分程早く到着。
 参加者もスタッフも和気藹々とした雰囲気のなかで昼食を済ませ、13時半に出発。
ウラジロノキ、ヒメコウゾ、ウツギとマルバウツギ、マタタビ、ムラサキシキブとヤブムラサキなどを観察しながら、小仏峠、小仏バス停へと下り、15時前にバス停で解散し、予定より早い15時10分発のバスに乗車した。
小仏峠からの下りの終盤、転倒が二件、脚の痙攣が一件発生した。しかし、何れも大事には至らず、全員無事に下山した。
 低山とはいえ、天候条件が悪い中での山歩きには幾重もの注意が要求されることを再確認した山旅でもあった。

 参加者:一般参加者30名
 主幹事:丸山、副幹事:瀬川:班長:丸山、福田、廣川、小川、飯塚、アシスト:瀬川、丹野、体験参加:野間
 報告者:飯塚義則

* 森林ふれあい推進事業「協定イベント」とは、林野庁関東森林管理局長と協定を締結した団体の主催するイベントのことで、自然豊かな高尾山で楽しく自然とふれあうことを主な目的にしています。 平成30年度の協定団体については森林インストラクター東京会(FIT)をはじめ5団体が登録されています。
  『森林ふれあい推進事業』の年間計画などについては関東森林管理局の該当ページを参照してください。





開会式・体操


キアシドクガを説明する


オオバアサガラ


名瀑ザリクボの滝

 
ヤマアジサイ
 
宝珠寺で振り返り



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