にこにこハイキング主催
三室山から吉野梅郷へ下り「谷津」で和もう
2019年2月22日

 コース: 武蔵五日市駅-上養沢~日の出山~三室山~金毘羅神社~梅郷~谷津(有志) ~日向和田駅

 このところ、「ご縁に引かれて」か、御岳山・日の出山域を続けて歩いているが、同じコースは殆ど歩いていない。「力を頂ける」と感じる神宿る山には、多くの人が登りたがるが故に沢山の登山路が生まれるのだろう。

日の出山から奥ノ院・御岳山を望む


光を集める福寿草

 今回は上養沢からのアプローチ、沢の透き通った流れ青き淵に未だ魚影こそ浮かばぬものの、水温み沢音明るく春の気配。アブラチャンの蕾が膨らみ、キヨスミイトゴケが光に透け御簾のように優雅に揺れる。閉鎖中の上養沢鍾乳洞は既に入口も分からず、猿が散らかした沢山の柚子の実が香っていた。

 ヒガラ、ヤマガラ、コゲラの鳴声を聞きながら眺めの良い金毘羅尾根に出てホッと一息。シラヤマギク、シロヨメナ、カシワバハグマ、コウヤボウキ、アズマヤマアザミ、アキノキリンソウなどのキク科の冬姿オンパレードを楽しみながら日の出山山頂へ。1月には15分と居られなかった山頂も春の陽気で穏やか。360℃の展望を楽しみ、久し振りに30分の昼休憩をとり、晴れやかな笑顔で集合写真。

 日の出山から梅郷への最初の下りは慎重に、続くなだらかな稜線、高峰は巻き道を、電波塔を仰ぎ梅の木峠へ出る。脚下深く落ち込み目前に広がる眺めが実に心地よい。

 程なく三室(みむろ・みつむろ)山頂に到着。青梅の里を見守る展望は神の視点か。やや下った見晴らしの良い場所に、大物主神を祀る金毘羅(琴平)神社がご鎮座。お社のなかには珍しい招き猫が居並ぶ。由緒によれば、「繭の当り年に繭の天敵であるネズミを退治した猫に感謝し、招き猫を奉納するようになった」のだそうだ。

 神社下の参道を下るもよし、元の山道に戻り行くもよしで鳥居下で合流、その先は梅郷南コースに進路を取る。里近くで多数に分岐し大きく広がる山桜の巨樹に圧倒された。いつか見事な満開の時に訪れてみたい。

 梅郷へ向かう道沿いには福寿草が黄金色に咲き揃い、蝋梅の花々の香りに包まれて一服の休憩。青梅の梅は、ウメ輪紋(プラムポックス)ウイルス防除の為、2014年までに全て伐採され、2018年にようやく梅まつりが再開されたとのことで、着々と提灯やステージ等の準備がされていた。
 
 有志で集った日本蕎麦専門店「谷津」では、常連の紳士から青梅ワインがふるまわれ、皆で乾杯! 十割・八割の手打ち蕎麦、煮物、ポテトサラダの小鉢、その上お土産に全員分の手作りのケーキまで用意して頂き、にこにこ微笑まれる店主ご夫妻が、福の神のようで思わず手を合わせてしまう。

 こうしてお蕎麦にお酒(勿論飲まない人も)で打上げも回を追う毎に、スタッフ・参加者打ち解けあい、いい雰囲気が生まれ、仲間と成りゆくは嬉しい限り。お互い『後どれぐらい、幾つまで山に行けるかな?』という年頃、これからも共に楽しく安全に山に自然に親しむ企画を続けていきたい。

 一般参加者: 27名
 FITスタッフ: 稲葉(幹事)、久保、廣川(報告)




日の出山頂・笑顔の集合


谷津にて青梅ワインで乾杯!


甘い香りの蝋梅

梅まつり・紅梅



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