森の自然倶楽部主催
黒山三滝から紅葉の顔振峠~義経伝説と滝のある道
2018年11月18日(日)

若干のキャンセルや遅刻がありましたが、集合時刻までには越生駅に30人の参加者が揃いました。バス停前で簡単に開会式を行い、余裕をもってバスに乗車することが出来ました。残念ながら曇り空ですが、天気予報では雨には降られないで済みそうです。

20分程の乗車で終点黒山バス停に到着。4班に別れて挨拶・ストレッチを行い、各班出発しました。黒山三滝までは舗装された車道を行きますが、道路脇にはミヤマフユイチゴの赤い実、ツリフネソウの花やゲンノショウコの御神輿型の実など、次々と現れます。イチョウやカエデの黄葉・紅葉も進んでいるようです。また、三滝川添いの道は湿気が多いためか、低木にキヨスミイトゴケがびっしりと付いています。参加者から「サルオガセですか?」との質問も出ましたが、コケ植物と地衣類の違いなどを説明することが出来ました。

車道歩き30分程で三滝の一つ天狗滝に到着、谷の奥に滝の流れを確認、少し先の残りの二つの滝まで進みます。先ほどの天狗滝と男滝(おだき)、女滝(めだき)の3つの滝で黒山三滝と呼ばれます。2段に流れる男滝、女滝を楽しんだ後、ここからいよいよ登山道に入ります。車道の通る傘杉峠まで、時々急登や岩場も現れ、皆さんのペースを見ながら、ゆっくりと登りました。

それでも、傘杉峠には予定より少し早く着くことが出来ました。既にお昼の時刻、お腹が空いたとの声もちらほら聞こえて来ます。しかし、ここでは行動食をとってもらい、昼食予定の顔振峠(かあぶりとうげ)まで、高低差の少ない車道を進みます。途中、ノハラアザミの花、ツルリンドウの赤い実等が観察出来ました。また、羽根つきの羽根に似たツクバネの実を見つけたラッキーな班もありました。

顔振峠の茶屋の席をお借りして遅めの昼食としました。ここの茶屋は、お天気が良ければ富士山まで望める絶好の展望所ですが、この日は生憎の曇り空。富士山はもちろん、標高の高い山々は雲の中です。一番目立つ武甲山も雲の中です。辛うじて比較的標高の低い伊豆ヶ岳や棒ノ嶺などの奥武蔵の山々を望むことが出来ました。

顔振峠から吾野駅までの道は、前半はジグザグの登山道の下り、中間は未舗装の林道、最後は舗装された車道歩きと変化します。途中、花火のようなサネカズラの実やノブドウの色付いた実などを楽しむことが出来ました。全班ともほぼ予定時刻までに吾野駅に到着、アンケートを記入頂き、解散としました。顔振峠からの展望は期待通りとは行きませんでしたが、「非常に楽しかった」とのアンケート回答も多く、参加者・スタッフ共々、秋の植物と低山歩きを満喫することができた一日となりました。

 スタッフ: 水木、岡本、山本、水野、中澤(報告)




紅葉の中を進む


男滝の脇を登る

シダ類を観察


キノコを観察



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