高尾森林ふれあい推進センター協定イベント・森林インストラクター東京会実施
秋の高尾山・親子自然観察会
2018年10月21日(日)

親子の参加者は36名。抜けるような青さの秋空のもとで、当初の申込みより9名ほど減ったが、五班で観察会を実施した。予定通り9時半に出発。稲荷山コースは、若干長めで、稜線に取りつくまでは比較的急で、その後もゆっくりとした長い登りが続く。しかし、秋の爽やかな陽ざしのもと、尾根筋の道は明るく心地良い。

今回は、9月末の台風24号の爪痕が、モミの大径木やコナラなどが倒木や落枝という形で至るところに残っていた。その影響の大きさを眼のあたりにして、参加された皆さんも、自然のダイナミズムの凄さを実感していた。そんなこともあり、観察会では、班長の皆さんが参加された方に説明する点も多かったが、誰もがその説明に熱心に耳を傾け、時には一生懸命に質問をしていた。子ども達はコナラなどのドングリやサッカーボールを思い出させるようなヒノキの実を収集したり、またテイカカズラの実が風に飛ぶ様子を見たりして、その好奇心と興味を大いにそそられている様子であった。

途中数回の水分補給の休憩をとり、多くのハイカーで混雑する山頂に達した。山頂からは、真っ白に雪を抱いた富士山の美しい姿を目にすることができ、また都心や江ノ島方面の眺望もはっきりしていたことから、参加された皆さんは家族で写真を撮ったりして、眺望を楽しんでいた。野外での活動にとって、「晴天」はまさにかけがえのない宝である。

その後、昼食をとり、その間、ムクロジの実を水と一緒にコップに入れて泡立てることの実験をしたり、草笛を作ったりして、子ども達は大いに楽しんでいた。午後1時過ぎ、四号路に向けて出発。途中で、大きな木の幹周を測って樹齢を推定したり、吊り橋を渡ったり、モミの高木が倒れて明るく開けた場所を通過したり、アサギマダラの舞を眼にしたりしながら、変化に富むコースを歩き通して、ゴールの林野庁慰霊碑前広場にほぼ定刻に到着した。

最後に閉会式を行い、子ども達による感想発表を聞き、次回の親子自然観察会の紹介と反省会を行い解散した。子ども達からのまた参加したいという声や親御さんからの感謝の言葉を聞くことができ、実に有難く、感無量であった。

今回の観察会も、大禍なく無事終了することができ、多大なる支援を頂戴した班長やFITの皆様に感謝申しあげます。有難うございました。

 参加者: 12家族36名(大人18名、子供18名)
 スタッフ18名: 丹野(代表幹事)、飯島(副代表幹事)、斉藤FIT会長、瀬川事業部会長、丸山事業部副部会長、長谷川ふれあい推進担当、陣野親子担当、藤岡親子副担当  班長: 熊木、臼井、後藤、得能、石川  福樹会: 飯塚、鹿毛、加藤、中川原、鶴岡、横井
 報告者: 飯塚義則

* 森林ふれあい推進事業「協定イベント」とは、林野庁関東森林管理局長と協定を締結した団体の主催するイベントのことで、自然豊かな高尾山で楽しく自然とふれあうことを主な目的にしています。 平成30年度の協定団体については森林インストラクター東京会(FIT)をはじめ5団体が登録されています。
  『森林ふれあい推進事業』の年間計画などについては関東森林管理局の該当ページを参照してください。













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